2026/07/06 11:00

サンタフェの話をするなら、この画家を避けては通れません。ジョージア・オキーフ(1887-1986)。20世紀アメリカを代表する画家です。


花を極端に大きく描いた作品や、砂漠で拾った動物の骨の絵で知られるオキーフは、1929年にニューメキシコを訪れ、この土地の光と風景に引き込まれました。ニューヨークの美術界ですでに名声を得ていた彼女は、やがて都会を離れ、サンタフェの北西にあるゴーストランチとアビキューの家を拠点に、生涯この土地を描き続けます。

赤い崖、白い骨、乾いた空。彼女の絵に流れる静けさは、ニューメキシコの風景そのものです。98歳で亡くなるまで(晩年はサンタフェで過ごしました)、彼女が描く場所はこの土地でした。

サンタフェの旧市街には、彼女の名を冠したジョージア・オキーフ美術館があります。インディアンジュエリーと直接の関係はありません。それでも、シルバーとターコイズが生まれた土地の光を知るうえで、彼女の絵ほど雄弁なものはないと思います。ジュエリーの向こうにある風景を想像しながら、彼女の作品を眺めてみてください。