2026/07/06 10:57

当店の商品は、すべてニューメキシコ州サンタフェで買い付けています。今日はこの街の話を。


サンタフェは1610年に築かれた、アメリカで最も古い州都です。標高は約2,100m。空気が薄く乾いていて、光がやたらと強い。街全体が日干しレンガ(アドベ)の色に統一されていて、高い建物がないぶん、空の広さに圧倒されます。当店のトップページの土壁の建物の写真も、この街で撮ったものです。

この街の中心、プラザに面したパレス・オブ・ガバナーズ(総督邸)の軒下では、ネイティブアメリカンの作り手たちが布を広げ、自作のジュエリーを直接売っています。作った人から直接買う。この距離の近さが、サンタフェという街の本質だと思います。

毎年8月には、100年以上続く「サンタフェ・インディアンマーケット」が開かれ、全米から作家と収集家が集まります。ギャラリーが軒を連ねるキャニオンロード。州都とは思えないほど小さな街の規模。アートとネイティブの文化と観光が、これほど自然に同居している街を他に知りません。

canescentの買い付けはこの街から始まりました。商品と一緒に、サンタフェの乾いた光も少しだけ届けられたらと思っています。